ドバイワールドカップカーニバル初日 結果
インターナショナルレイテッドハンディキャップ 90-100
格付け:一般競走
施行条件:ダート1400m
Dark Angel産駒のGolden Goalが3馬身半差をつけて勝利しました。
ドバイレーシングクラブクラシック
格付け:リステッド(凖重賞)
施行条件:芝2410m
ゴドルフィンの騙馬Walton Streetが5馬身差をつけて圧勝しました。父はケープクロスです。
タイムは2分26秒83でトラックレコードを更新しました。これまでのレコードは2018年のドバイシティーオブゴールドでホークビルが記録した2分26秒85でした。
調教師はチャーリー・アップルビー、ジョッキーはウィリアム・ビュイック。
予想外の圧勝劇でした。開幕から逃げ続け直線に入るといっきにリードを広げました。最後は手綱を緩めて減速しながらのゴールイン。今後のレースでは要注目です。
ドバウィステークス
格付け:G3
施行条件:ダート1200m
Switzerlandが1馬身差をつけて勝利しました。勝ちタイムは1分10秒86。
シングスピールステークス
格付け:G2
施行条件:芝1800m
ロードグリッターズが素晴らしい末脚を発揮して3馬身差で優勝しました。タイムは1分46秒82。2年半以上勝ちがありませんでしたが、嬉しい復活劇となりました。
他の馬と比べると明らかに大柄でしたね。タイムもよかったのでドバイターフに出走してきたら要注意です。コントレイル参戦の噂もあるのでますますドバイミーティングが楽しみになってきましたね。
2着はZakouski。ドリームキャッスルが3着でミリタリーマーチは8着と惨敗でした。久々のレースだったので次に期待です。
アルマクトゥームチャレンジラウンド1
格付け:G2
施行条件:ダート1600m
昨年ラウンド2と3で2着だったミリタリーロウが1と1/4馬身差で勝利。ラウンド2や3に出るのではないかと思いますが、登録されているサウジカップに招待される可能性もありますね。
アルファフィディフォート
格付け:G2
施行条件:芝1400m
ゴドルフィンのランドオブレジェンズがデットーリを背に3/4馬身差で優勝しました。勝ちタイムは1分22秒56。
ドバイダッシュ
格付け:リステッド(凖重賞)
施行条件:芝1000m
Equilateralが半馬身差で勝ちました。鞍上はまたもデットーリ。57秒62という勝ちタイムでした。
今週末はガイヤースの種牡馬としての可能性を考えてみようと思っています。
ドバイワールドカップカーニバル初日
明日、1月21日からいよいよドバイワールドカップカーニバルが開幕します。
そこで今回はカーニバル初日のレースについてご紹介したいと思います。
ドバイレーシングクラブクラシック
格付け:リステッド(凖重賞)
施行条件:芝2410m
総賞金額:88,000米ドル
1着賞金:52,800米ドル
出走条件:北半球産馬4歳以上・南半球産馬3歳以上 レーティング90以上
シングスピールステークス
格付け:G2
施行条件:芝1800m
総賞金額:163,000米ドル
1着賞金:97,800米ドル
出走条件:北半球産馬4歳以上・南半球産馬3歳以上
別定戦
昨年は日本でもお馴染みのベンバトルが制したレースです。
今年の注目馬は地元ゴドルフィンの2頭。昨年同条件のザビールマイルを勝ったZakouskiと英2000ギニー4着のミリタリーマーチ。
また、最近は不調ですが2019年のG1クイーンアンステークス勝ち馬ロードグリッターズも有力馬の1頭です。
アルマクトゥームチャレンジラウンド1
格付け:G2
施行条件:ダート1600m
総賞金額:228,000米ドル
1着賞金:136,800米ドル
出走条件:南半球産馬3歳以上・北半球産馬4歳以上
定量戦
アルファフィディフォート
格付け:G2
施行条件:芝1400m
総賞金額:163,000米ドル
1着賞金:97,800米ドル
出走条件:南半球産馬3歳以上・北半球産馬4歳以上
別定戦
インターナショナルレイテッドハンディキャップ 90-100
格付け:一般競走
施行条件:ダート1400m
総賞金額:65,000米ドル
1着賞金:39,000米ドル
出走条件:南半球産馬3歳以上・北半球産馬4以上 レーティング90~100
ドバウィステークス
格付け:G3
施行条件:ダート1200m
総賞金額:130,000米ドル
1着賞金:78,000米ドル
出走条件:3歳以上
別定戦
ドバイダッシュ
格付け:リステッド(凖重賞)
施行条件:芝1000m
総賞金額:88,000米ドル
1着賞金:52,800米ドル
出走条件:北半球産馬4歳以上・南半球産馬3歳以上 レーティング90以上
個人的にはシングスピールステークスでミリタリーマーチがどれくらいの走りをするのか気になります。2000ギニー以来の実戦ですからね。ここの結果次第ではドバイミーティングで日本馬の強敵になりそうです。
レースが終了したらまた投稿したいと思います。
ドバイ三冠
前回に引き続き「ドバイワールドカップカーニバル」期間中の主なレースについてご紹介したいと思います。
前回はアルマクトゥームチャレンジラウンドについてご紹介させていただきました。
今回はドバイ三冠です。出走条件は
- 北半球産馬3歳限定
- 南半球産馬4歳限定
となります。
また開催されるコースはすべてメイダン競馬場であり、開催日は2021年の現地のものとなります。賞金額は米ドルです。
この記事を書いている時点で三冠達成馬は2007年のアジアティックボーイのみです。
UAE2000ギニー
格付け:G3
開催日:2月4日木曜日
施行条件:ダート1600m
総賞金額:125,000ドル
ドバイ三冠の第1戦。バチアー、ストリートクライ、サンダースノーといった名馬たちもこのレースを勝っています。
例年、ゴドルフィンやシェイクモハメド殿下の所有馬が優勝することが多いです。
昨年から約2週間後にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で同条件のサウジダービーが開催されるようになったので、そちらに出走馬が流れるかもしれませんね。もしくは両方を使う馬も現れる可能性があります。
アルバスタキヤ
格付け:リステッド(凖重賞)
開催日:3月6日土曜日
施行条件:ダート1900m
総賞金額:150,000ドル
ドバイ三冠の2冠目。スーパーサタデーの競走の一つです。
しかし、この競走の勝ち馬からはあまり活躍馬が出ていません。ドバイ三冠馬のアジアティックボーイくらいでしょうか。
ちなみに、アルバスタキヤというのはドバイの街の名前だそうです。観光地でもあるらしいです。
UAEダービー
格付け:G2
開催日:3月27日土曜日
施行条件:ダート1900m
総賞金額:750,000ドル
ドバイ三冠競走の3戦目。この競走はカーニバルの期間内ではなく「ドバイミーティング」で行われますが、ドバイ三冠の一つなので合わせてご紹介いたします。
ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービーの対象レースであり、1着100ポイント、2着40ポイント、3着20ポイント、4着10ポイントを獲得できます。
しかし、これまでのところUAEダービー馬はケンタッキーダービーであまり好成績を残せていません。ラニの5着が最高だったはずです。
UAEダービー馬にはディスクリートキャット、アジアティックボーイ、サンダースノーといったその後もG1で好走している馬がいますが、前2頭はそもそもケンタッキーダービー未出走。サンダースノーは出走したもののスタート直後に故障発生するという不運に見舞われました。
日本の競走馬では前述のラニがこのレースを制覇しています。
ラニ、ディスクリートキャット、サンダースノーの3頭は現在日本で種牡馬として供用されています。
今回はここまでです。ご覧いただきありがとうございました。
アルマクトゥームチャレンジラウンド
今回は「ドバイワールドカップカーニバル」期間中の主なレースについてご紹介したいと思います。
各競争は条件ごとにいくつかの路線に整備されているようなので、それに基づいてご紹介させていただきます。
また開催されるコースはすべてメイダン競馬場であり、賞金額は米ドル、開催日は2021年の現地のものとなります。
アルマクトゥームチャレンジラウンド
ラウンド1~3まで行われるアルマクトゥームチャレンジラウンド。頭の「アル」を除いて「マクトゥームチャレンジラウンド」と呼ばれることが多いです。
また、同名のアラブ馬のレースもあります。そちらについては後程ご紹介したいと思います。
この路線は「ドバイミーティング」のメインレースであるドバイワールドカップを目指すものとなります。
出走条件は3競争すべて
となります。
アルマクトゥームチャレンジラウンド1
格付け:G2
開催日:1月21日木曜日
施行条件:ダート1600m
総賞金額:228,000ドル
アルマクトゥームチャレンジラウンド2
格付け:G2
開催日:2月11日木曜日
施行条件:ダート1900m
総賞金額:293,000ドル
アルマクトゥームチャレンジラウンド3
スーパーサタデーに行われます。ドバイワールドカップと同じ条件で施行される競争であり、そこを目標とする馬がこのラウンド3にのみ参戦することも多いです。
著名な競走馬ではドバイミレニアム・ストリートクライ・エレクトロキューショニストなどが本競争とドバイワールドカップを連勝しています。
また、日本の競走馬ではレッドディザイアが2010年に優勝。日本初にして今のところ唯一の本競争の勝利となっています。
格付け:G1
開催日:3月6日土曜日
施行条件:ダート2000m
総賞金額:390,000ドル
他の競争については次回以降またご紹介させていただきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ドバイワールドカップカーニバル
ドバイワールドカップカーニバルとは?
ドバイワールドカップカーニバル
「ドバイワールドカップカーニバル」は毎年1月下旬から3月中旬にかけて、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイにあるメイダン競馬場で行われる大規模な競馬開催のことです。
期間内に施行される重賞競争は、3月下旬の土曜日に開かれる「ドバイミーティング」というイベント内の競争のステップレースであることが多いです。
スーパーサタデー
3月上旬の土曜日にはドバイミーティングで開催される各競争の前哨戦が行われます。この開催日は「スーパーサタデー」と呼ばれています。
日本調教馬の参加
日本の競走馬はあまりドバイワールドカップカーニバルには参加しておらず、直後のドバイミーティングにのみ参加する場合がほとんどです。
もちろん全く参加していないわけではなく、2010年にはアルマクトゥームチャレンジラウンド3でレッドディザイアが勝利を挙げています。
当ブログでは海外の競馬について何か書こうと思っています。とりあえずはドバイを中心にサウジアラビアや香港、ヨーロッパの障害レースなどに触れられたいです。次回はドバイワールドカップカーニバルを掘り下げることになると思います。